サプリメントで健康生活を送る~美と健康のパートナー~

スカスカ骨の予防に

医療

求められる吸収力と定着力

骨粗鬆症の予防には、骨の成分であるカルシウムの摂取が欠かせません。しかし、単にカルシウムだけを摂っても、そのカルシウムが体内に吸収されてちゃんと骨に吸着されなければ意味がないのです。最近の骨粗鬆症予防サプリメントには、カルシウムとともにその吸収を助ける「ビタミンD」や、骨への定着を促すミネラル「マグネシウム」や「ビタミンK」のほか、「コラーゲン」や「イソフラボン」が配合されたものもあります。サプリメントにイソフラボンが配合されているのは主に女性のためで、女性は男性に比べて骨密度が低く、さらに更年期以降は女性ホルモンが減少するため骨粗鬆症になりやすいからです。平均寿命から介護期間を引いたものを健康寿命といいますが、日本人の健康寿命は男性約71歳、女性約74歳です。また、75歳以上の3人に1人が要介護者です。骨折などによって寝たきりにならないためにも、これからの骨粗鬆症予防サプリメントは、ますます体内吸収性と骨への定着力、そしてプラスアルファの有効成分が求められるようになると予測されます。

注目の成分、カロテノイド

あるミカン生産地の住民調査で、骨粗鬆症予防に意外な成分が有効なことがわかってきました。骨密度の低下を防ぎ、丈夫な骨を維持する成分としてβ-クリプトキサンチンが有効というのです。これは、温州ミカンの色のもととなる色素成分(カロテノイド)で、閉経後の女性の場合、血中のβ-クリプトキサンチン濃度が高い方ほど骨粗鬆症の発症リスクが低くなることがわかっています。β-クリプトキサンチン濃度が高い方たちは、毎日およそ4個程度のみかんを食べていたそうです。そして、その4年後に行った追跡調査でも、4年間で骨密度が低下した方ほど初回調査時の血中β-クリプトキサンチン濃度が低いことがわかっています。サプリメントの摂取とともに手軽な果物であるミカンを食べれば、よりいっそう骨粗鬆症の予防効果が期待できます。